【読書図解】「夢と金」- 「お金を稼ぐ側のマインド」を教えてくれる

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カピゾー
カピゾー

こんにちは!

「アタマの中の学びや考えをマップ化したい」、40代メーカー勤務のカピゾーです。

ここでは読書で学んだ内容を図解し、学びをストックしていっております。

2023/4/19発売と同時に10万部売れた話題作!私も読ませていただきました。
まず本の表紙を目にしたとき飛び込んでくるこの一言。

「お金が尽きると、夢が尽きる。これが真実だ。」

引用元:夢と金 | 西野亮廣

これが響きました。
実際に読んでみて、分かっているようで分かってなかった、と痛感しました。
本書では、下記のようなことが学べます。

こんなことが学べます!

・お金はすべての土台。お金があってこそ生活も夢も続けられる
・いかに自分たちが「お金を使う消費者目線」でしか見ていないか
「お金を稼ぐ事業者目線」の視点が目からウロコ

特にお金に関して「事業者目線」が本当に不足しがちですよね。
本書ではここについて鋭く切り込んで、「そんな考え方するのか!」という視点をたくさんくれます。
ただ、本書に興味はあるけど忙しくて読む時間がない…本の内容が難しくなかなかすっと理解できない…
そんな方も多いのではないでしょうか?
こんな方にオススメです!

本記事はこんな方にオススメ!

・本書に興味があるが時間がない… 概要をさっと理解したい
・一度読んだけど、ビジュアルで振り返りをしたい
・フリーランスや独立を目指しているが、イマイチ稼ぎ方がわからない
・事業や製品を考えているが、よいアイデアを出すヒントが欲しい

本記事は手書き図解で分かりやすくまとめています。
・一目見て概要がつかめる
・ビジュアルで振り返るので記憶に残りやすい
ぜひ本記事をうまく活用して、興味を持たれた方は本書を読んでみてください。

https://amzn.to/45z2paX

目次

お金がないと生活も夢も続かない

お金は生活と夢の土台

「お金を取るか、夢を取るか」…ちょくちょく聞く言葉ですよね。
でも「夢」と言っても、いろいろあります。

・ミュージシャンになる
・フリーランスになって自由な生活を手にいれる
・起業してやりたい事業を自分で経営する
・カフェを開く

などなど…
でもお金がないと、こんな問題が出てきます。

・生活のためにバイトしないといけない
・時間がなくて夢にかける時間がない
・専門スキルを身につけるスクールに通うお金がない

結構よくある話ですよね。
このあたりはまだ身近な話ですが、本書では2022年4月に起こった「知床観光船沈没事故」について触れています。メディアは「整備不良」や「無理な運行」を取り上げていましたが、本当の原因は「お金がなかったから」と著者は述べています。
なるほど…と思える内容で、詳細は本書を読んでください。

このように、お金がないと生活や夢を続けることができないのは想像ができますよね。
改めてお金は生活や夢の土台であることがわかります。

「お金を稼ぐことは汚いこと」という固定観念を捨てよう

では当然「お金を稼ぐ」ことが大事になります。
ですが、自分がやりたい夢でお金を稼ぐことがよくない、という固定観念を持っている人はいるのではないでしょうか。「結局はお金儲けが目的か」と思われることにマイナスイメージを持っているのだろうと思います。
ですが、ここまで見てきたように、生活も夢もお金の土台の上に成り立つもの。
特に最初の数年はまだいいですが、何年も続けていくためには、夢で安定的にお金を得ることが必要条件です。
夢を追うために、夢で稼ぐことをちゃんと設計することが大事ですね。

製品・サービスにおける「お金が回る構造」を知ろう

でもお金を稼ぐことに対して、私たちの多くは「消費者目線」でしか「お金が回る構造」を知りません。
例えばあるライブで、こんな価格帯の席があったとします。

S席:15,000円 ステージがよく見える席でゆったり座れる
A席:10,000円 S席ほどではないけどステージが見やすい
B席:7,000円  ちょっと遠かったりするけどリーズナブルなお値段

割とよくある内容ですよね。
でもB席しか買えない人からすると、「金持ち用のS席なんて用意せず、みんな平等に席を用意すべきだ!」という声もよくあります。これを著者は「高価格帯にクレームを入れるバカ」と一刀両断します。なぜなら、「お金持ちが高価なS席を買ってくれることで、お安いB席の価格を下げてくれているから」
本書では飛行機の座席を事例に挙げていますが、この説明が非常にわかりやすい!
ファーストクラスやビジネスクラスをとっぱらい、エコノミークラスのみにすると座席は増えるが座席の価格を値上げしないと成り立たないことがよくわかります。
ここはぜひ本書を参照して欲しいです。

こんな事例を交えて解説してもらうと、私たち一般人が
・事業者目線でモノを見れていない
・製品やサービスにおける「お金が回る構造」を知らない

ことが、すっと理解できます。

まずこのことを知ることが大事で、その先は「勉強」することが大事ですね。

「機能」では高く売れない。「ブランド・ファン化」で高く買ってもらおう!

「機能」では高く売れない時代

昔と違い、現代は同じようなものがあふれる時代です。
消費者からしたら、「どれでも一緒。だったらコスパいいのがいいやん!」となりますよね。
そしたらうまくお金を稼ぐことはできないの…?
という問いに対して、本書は一つの方針を示してくれます。

「ブランド・ファン化」で高く買ってもらう

その方針とは、
売る「モノ」ではなく、
売る「ヒト」をブランド化し、固定ファンについてもらう

こと。
あの人から買いたい、という状態になれば競合がいない状態を作れます。
そうしたら価格はかなり自由度高く設定することができます。
Instagram や Twitter で多くのフォロワーを持つインフルエンサーは、1つつぶやくだけで数千、数万人に製品やサービス情報を届けることができます。そして彼らはフォロワーから信頼を得ているので、かなりの確率で成約につなげることができます。

「信頼」を積み上げて、自分を「ブランド化・ファン化する」ことが今後ますます重要になってきますね。そのためには「応援シロ」が大事、と本書では述べられています。詳細についてはぜひ本書を読んでください。

認知度が高く、普及度が低い=レア度の高い状態を作る

商品を高く買ってもらうための、もう一つ方針が
認知度が高く普及度が低い状態を作る
というもの。
言い換えると、
「皆が知っているけど、誰も持っていない」
状態を作ること。

本書では地球上で最も有名な絵画「モナ・リザ」を例に挙げています。
「モナ・リザ」は実はもともとそこまで有名ではなかったそうです。ところが1911年にルーブル美術館から盗まれ、そのニュースが世界を駆け巡ったため一気に認知度が上がりました(その後返還された)。
そのため皆が知っているが、地球上に一点しかないというレアな存在になりました。
このため、モナ・リザは1000億円以上の価値と推定されているとか!なんと京セラドーム2個分の価格だそうです。

著者の西野氏は、本書の中で「NFT」を活用したサービス展開を紹介しています。
NFTを使うことで、まさにこの「皆が知っているけど、自分しか持っていない」状態をうまく作り出しています。しかもそれを人助けに応用しています。
こちらも詳細は本書にて!

参考:【図解】NFTとは?仕組みや始め方・購入方法を初心者向けにわかりやすく徹底解説
https://www.bridge-salon.jp/toushi/nft/#back

まとめ:「お金を稼ぐ側のマインド」を教えてくれる

他にも勉強になるところがまだまだあります…!

・顧客満足ラインを超えたオーバースペックは自己満足でしかない
・家が高い理由は「家が稼がないから」
AI時代で「何がお金にならなくなるのか」把握しておいた方がいい

お金に対する勉強不足、古い固定観念、本当に刺さる言葉ばかりでした。
起業家だけでなく、すべての人がお金を稼ぐことから目を背けず向き合うべきだと強く思いますし、そのマインドを教えてくれる数少ない本です。

最後まで読んでいただいた方、かなり興味を持たれているのではないでしょうか?
紹介できなかったいろんなお話、非常に参考になりますのでぜひ本書を手にとって読んでみてはいかがでしょうか?1,000円台でこれだけのマインドを教えてもらえるのですから、本当におトクです。

オススメです!

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