【読書図解】「きみの人生に作戦名を。」- その言葉が、一歩踏み出す勇気をくれる

きみの人生に作戦名を。
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カピゾー

こんにちは!「アタマの中の学びや考えをマップ化したい」、40代メーカー勤務カピバラです。
ここでは読書で学んだ内容を図解し、学びをストックしていっています。

今回は、梅田悟司さん著「きみの人生に作戦名を。」をスケッチノートしました。
「振り返ると一貫性のない行動をしてきた気がする」
「やりたいことがわからない」
「やりたいことはあるけど、行動に移せない…」

そんな方に、この本は勇気をくれると思います。

  • バラバラに見える行動から自分軸を見出す
  • 学び→きっかけのらせんで未来を描く
  • やりたいことに作戦名をつける。その言葉が行動する勇気をくれる

これらが順につながり、自分が本当にしたいことを踏み出すことを後押ししてくれます。
次章から順番にスケッチノートと合わせてご紹介します。

目次

バラバラに見える行動から自分軸を見出す

まず過去の自分を振り返り、自分軸を見出す。
その際に大事なことは、行動のきっかけと学びに注目すること。
そうすることで、自分の「内なる言葉」に耳を傾け、バラバラに見える行動にも自分の価値観に沿った理由が見えてくる。それをつなげていくと、自分軸が見えてきます。

次に、その自分軸の延長にある理想像を描くこと。
そしてそこからバック・キャスティング(=理想像から逆算してすべきことを考える思考法)で道筋を考えることで、ブレずに理想に向かって進むことができます。

では、この「内なる言葉」からどうやって自分軸を見出すのか?
について、次の章でご紹介します。

学び→きっかけのらせんで未来を描く

こちらが本書で紹介されている「9マス思考法」。
横軸を「過去→現在→未来」の時間とし、縦軸を「きっかけ→行動→学び」の行動軸を置きます。
そして、行動を中心にそのきっかけと学びを振り返ります(未来の場合は想像する)。
行動は表層に現れるものですが、学びときっかけは自分の心の中にある「内なる声」。これがポイント。
これを見つめると、過去の学びが次のきっかけにつながっていることが浮かび上がってきます。
行動と行動ではバラバラに見えても、自分の中で大事だと思ったことがつながって行動していることが見えてきます。そこを深掘ると、自分が何を大事にしているかという価値観、自分軸が見えてきます。

著者は、やってきたことはバラバラかもしれないが、意志や興味い従って動いてきたことに気づき、人生が大きく変わったそうです。
自分が何をしたらよいかわからない、自分の軸がわからない、という方は一度書き出してみてはいかがでしょうか。具体的なやり方は本書を参照ください。

やりたいことに作戦名をつける。その言葉が行動する勇気をくれる

内なる言葉に耳を傾け、9マス思考法により自分軸を出したら、次は「作戦名」をつけます。
そのためには、自分の人生の物語性に気づき、どんな未来に対して貢献したいかという「ストーリーテリング」を行うこと。できることや得意なことではなく、何に心を動かされ、何に勇気を絞って一歩踏み出したかに光を当てましょう。

そしてそのストーリーをもとに、未来に向けて自分がとるべき「作戦名」をつける。
付け方の詳細は省きますが、書籍名などを参考にするのもひとつ。
いい作戦名は、自分が納得できるかどうかがすべて。
その言葉で、一歩踏み出す勇気が出てくるか。前向きに考えられるようになったか。
自分が信じられる言葉かどうかだけです。

さいごに

私も自分軸をなかなか見つけられず、いろんな本を読んできました。
本書も「自分探し」の本ですが、これまでにない本質的なエッセンスがあると感じました。
・行動に対する「内なる声」に耳を傾ける
・「作戦名」という言葉で、やりたいことと行動をつなげる
非常に新鮮で、納得性が高い内容でした。
実際に自分でつけた作戦名は、踏み出す勇気、進む勇気をくれると感じています!
「作戦名」というのがホントかっこいいですよね。
ちなみに私、カピゾーが自分つけた作戦名は「人類アタマップ計画」です。

自分軸を見つけたい人、一歩踏み出す勇気が欲しい人…
こちらの本、オススメします。



きみの人生に作戦名を。

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