アタマの中の学びや考えをマップ化したいカピゾーです。
ここでは読書の学びを私なりにイメージ図にした「スケッチノート」を公開しています。
本の内容をサクッとイメージで掴みたい方に参考になれば!
こんにちは!今回は、ジュリア・ガレフさん著
『マッピング思考――人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」』
で学んだ内容を、読書スケッチノートで一枚図解しました。
「事業や戦略を考えてるけど、判断に悩む…」
「古い考えから脱却して視野を広めたいけど、どうしたらいいのか…」
というような悩みをお持ちの方には、
本書で判断力を向上させるヒントがあるのではと思います。
スケッチノートで一枚図解
人間は「守りの思考」が強く、自分に都合がよく、信じたいものをだけを信じるもの。
それでは成長がありません。
本書では、偵察者のように広く俯瞰的に物事を捉える「マッピング思考」をオススメ。
なぜ人間そう考えてしまうのか、どうすればマッピング思考になれるのかを解説しています。
抽出した学びポイント3つ
- 「守りの思考」– 人間は見たいものを見て、信じたいものを信じる生き物と知る
「希望的観測」「自己正当化」といった言葉がありますが、自分を守るための行動で人間とはそういうもの。そして自分だけは例外だと思ってしまう。
古い考えから脱却できない、世界を見ず遅れている日本… 耳が痛い言葉ですよね。
自分も例外ではないと、戒めが必要です。 - 「マッピング思考」- 地図を作るように客観的に見る、未知の領域があることを理解する
特に「未知の未知」(自分が認識していない、知らないことがある)を理解しておくことは大事。それに気づくための心構えとして、「何かヘンだな?」と思った感覚は大事にすること。
そしてそのときは、反対意見の立場のうち「信頼できる人、話ができる人」に聞くこと。
「何を聞くかより、誰に聞くかが大事」は刺さる言葉でした。
ガチガチの「守りの思考」の人に聞いても否定されるだけで建設的じゃないということですね。 - 実践に役立つ思考法
・決断は賭け!その勝算を数値化し判断軸を持つ(5つの思考実験※、等価ベットテスト)
※ダブルスタンダードテスト、部外者テスト、同調テスト、選択的懐疑主義テスト、現状維持バイアステスト
・「間違いを認める」のではなく「考えをアップデートできた」と考えるとラク
・ピンチのときは「努力してきた自分」「成長している自分」を信じてあげること。
それで苦しくてもポジティブに頑張れる。
こう活かしたい
このスケッチノートをちょいちょい見直して、「守りの思考に入っていないか?」と自問していきたいですね。あとは色々紹介されていた思考法を実践していきたい。
まず手始めに、本書6章にある「自分の確信度テスト」を実施し、下記のような結果となりました。
「クレオパトラとムハンマドはどっちが先に生まれたか?」という設問に対して、確信度85%で間違えたカピゾーです…
私の場合、「そこそこ自信がある」「割と自信がある」が5−6割程度しか信頼性がないことわかりました。「自信ない」ことの方が正答率が高い… 思い込みって怖いですね。
このような確信度や等価ベットテストなど取り入れて、判断力も上げていきたいです。
さいごに
学びのスケッチノート、お役に立てたでしょうか?
書籍の方では、なぜ人間守りの思考をしてしまうのか、どうすればマッピング思考ができるのかについて、事例を交えて具体的に学ぶことができます。ご興味ある方はぜひどうぞ。
また、細谷功さん著「思考力の地図」でも、似た内容を書かれています。
こちらもスケッチノート作成しているので合わせて参考にしてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こちらのブログでは、引き続き読書の学びをスケッチノートで発信していきます。
ある程度蓄積されてきたら、今回のような「学びの共通点」を見える化していきたいと思っております。
Twitterでも読書や図解に関連するつぶやきしておりますので、よろしければ参考にしてください。
それでは!